春爛漫、湖東にそびえる彦根城の国宝天守閣 |
|
桜見物の前に先ず腹ごしらえをと、駅前のデパートの レストラン階に上った。彦根城を見渡す窓際に数頭の 馬の模型が置かれていた |
いずれの馬も、田賀祭りや近在の祭りに引き回される 時の飾り衣装をまとって展示されていた。 |
| 駅前広場の井伊直政の銅像。遠江国井伊谷の出身 の武将で, 戦国屈指の精鋭部隊率いて徳川四天王の 一人として活躍した。井伊彦根藩の初代藩主。 |
明治9年に官祭招魂社として創建された護国神社。 神社の前の桜は見事。 |
| 表門橋に向かう中程の沿道の松並木。47本あったの で「いろは松」と呼ばれた。ただし、現在残っている のは33本。 |
いろは松の間から眺めた中堀。堀の淵に植えられた桜 並木が美しい。 |
| いろは松とは反対側の中堀の淵に建つ埋木舎(うもれぎの や)。井伊直弼が青春時代をこの館で過ごしたことで 知られる。 |
いろは松の先は佐和口に向かって延びている。佐和口 の左に延びる白壁の櫓(やぐら)が重要文化財の指定を 受けている多聞櫓。 |
| 佐和口を入ると内堀にぶつかる。内堀に沿って桜が植 得られており、左へ進むと表門橋に達する。 |
内堀をノンビリと周航する屋形船。屋形船の中から眺 める堀端の桜も風情があるにちがいない。 |
| 表橋門手前に重要文化財の馬屋がある。元禄時代に建 てられ、常に十数頭の藩主用の馬がつながれていた。 現在の建物は昭和43年に解体修理されたもの。 |
古い文献などを参考に、3年かけて平成16年に再建 された表門橋。 |
| 管理事務所で入場券を買って一の丸に入ると、表門山 道が長々と続く。 |
表門参道を登り切ると、左手の鐘の丸と右手の天秤櫓 を結ぶ廊下橋の下をくぐる。非常時には、この橋を落 として敵の侵入を阻止する目的で架けられた橋である。 |
| 廊下橋を過ぎると鐘の丸と呼ばれる独立した曲輪(く るわ)がある。現在は太鼓櫓門の下にある時報鐘が、 築城当初はここにあったため鐘の丸と呼ばれている。 |
廊下橋は天秤櫓(てんびんやぐら)の中央に取り付い ている。この橋を中央にして両隅に2階建ての櫓が建 てられていて、まるで天秤のような形をしているので 天秤櫓と呼ばれている。 |
| 天秤櫓は大手門と表門から上ってくる道が合流する要 の位置に建てられた櫓である。内部の柱の表面はいず れも鉋(かんな)仕上げではなく、チョウナの跡が美 しい。この櫓の高石垣の積み方が左右で異なる。右手 の石垣は越前の石工たちが築いた築城当初の「牛蒡 (ごぼう)積み、左手の石垣は幕末の嘉永年間に積み 替え切石の落とし積みとなっている。 |
太鼓門櫓は本丸への最後の関門。登城合図用の太鼓が 置かれた。 |
| どっしりとした牛蒡積みと呼ばれる石垣の上にそびえる三階三重の天守閣。京極高次が築いた大津城 から移築されたもので、完成は慶長12年(1607)とされている。通し柱のない造りで、急な階段を伝って 最上階まで登れる。昭和27年に国宝に指定された。 |
| 天守閣の内部に安置された井伊直弼の像 | 天守閣の牛蒡積みの石垣 |
| 天守閣の背後にある西の丸の橋に掘られた大堀切に架 かる橋。この橋を通り過ぎると、その先に長々と下る 山崎山道が続く。 |
内堀にかかる黒門橋。西の丸から黒門山道を下ってき てもこの橋に出る。橋を渡ると金亀公園や楽々園、玄 宮園がある。 |
| 名勝玄宮園。城の北東に築かれた大名庭園で、第四代 当主直興が延宝5年(1677)に造営した。近江八景を模 して造られた縮景園である。 |
玄宮園の中の龍臥橋から茶室鳳翔台(左)と臨池閣 (右)をのぞむ。 |
| 内堀の淵の桜並木の下で盛り上がっている花見の宴 | 最後に休息したいろは松近くの喫茶店からの彦根城遠望 |