今年の桜の見納めは、天下随一の花の吉野の山桜

撮影 平成21年4月11日

「寒の戻り」のせいで、いつもより長く咲き誇った今年のサクラ

吉野の桜のポスター
吉野の桜のポスター
■ 今年の近畿地方は、サクラの開花宣言のあと「寒の戻り」で長らく冷え込んだ日々が続いた。そのせいで足踏みしてしていたサクラの花が、今週の馬鹿陽気の到来で一挙に満開の時期を迎えた。明日香村や本郷の又兵衛さくらなど見学に出かけたが、今年の花見見物の最後に吉野を選んだ。

■ 吉野が日本随一のサクラの名所であるからではない。この時期に毎年、金峯山寺蔵王堂の花供会式(はなくえしき)が行われる。蔵王権現の神木である山桜の開化を蔵王堂の本尊に報告する儀式だが、そのハイライトは竹林院から蔵王堂まで奴行列を先頭に僧侶、稚児、山伏、大名駕籠が練り歩く格式10万石の大名行列だ。

■ 以前に一度その大名行列を見学したことがある。その時見た奴踊りがまた見たくなって、本日の思い切って吉野山に登ってきた。お目当ては大名行列だが、「中の千本」のサクラも見頃を迎えたという。花見見物と大名行列が重なったせいか、ものすごい数の見学者が吉野の山に参集してきた。その数はただただ驚くばかりだった。

■ 法要を終えたのち、蔵王堂境内において採灯大護摩供を勤修し、午後1時頃「千本づき」でつかれた餅が参拝者に撒かれるそうだが、とてもではないが帰りの電車の混雑ぶりが気になって、早めに下山した。

すでに幾分盛りを過ぎていた吉野山の「下の千本」

●近鉄吉野駅の構内から「下の千本」を望む ●駅前広場はバスとケーブルーカーを待つ長蛇の列

●ケーブルカーから見下ろした駅前広場

●ケーブルカーの脇で咲き誇る山桜

今が見頃の吉野山の「中の千本」

●サクラの枝越しに金峯山寺蔵王堂を望む

●民間の駐車場から「中の千本」を遠望ー1 ●民間の駐車場から「中の千本」を遠望ー2

●「中の千本」に囲まれて甍を並べる如意輪寺

太閤秀吉の花見の間がある「吉水神社」から「一目千本」を遠望

金峯山寺蔵王堂の花供会式で行われる大名行列

●大名行列を先頭を行く山伏たち

●整然と進む山伏たちの後に続く奴立ち ●奴たちは通りの要所要所で「奴踊り:を繰り広げる

●同じリズムで独特のステップを踏みながら進む奴

●町の中心でもゆったりとした奴踊りを披露する ●奴たちに続いて登場するのは赤・青・黒の三匹の鬼

●稚児たちも行列に参加 ●行列の最後は管長が乗る名籠

●約1時間かけて大名行列の先頭がようやく
蔵王堂に到着
●踊りを披露しながら石段を登る奴たち

●蔵王堂の正面階段に整列した山伏たち

●ようやく奴たちも蔵王堂正面に到着


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