恒例となった奈良県明日香村の風物詩「光の回廊」
明日香村の水田で稲穂が頭を垂れるこの時期になると、恒例となった2つのイベントが催される。「飛鳥光の回廊」と「彼岸花祭り」だ。光の回廊とは、カップに入ったロウソクを村中の道路脇に並べ、村内の名所旧跡を文字通り光りの回廊で結ぶ。普段は有料の名所旧跡もこの催しの期間はライトアップし、午後6時からの拝観も無料になる。
今年の「光の回廊」は9月14日と15日の2日間行われると聞いて、明日香村に出かけてきた。今年で3回目になるので、全ての会場を回ったわけではないが、主な会場の様子をデジカメに収めてきたので、またビジターに皆さんに紹介しよう。
メイン会場となる国営飛鳥歴史公園や伝飛鳥板蓋宮跡では、赤や緑、青、紫など色とりどりの色紙を張った無数のカップを並べて、幻想的な世界を演出する。そうした華やかな世界を見て回るのも楽しいが、「光の回廊」にはもう一つの楽しみ方がある。
それは、人影もまばらな路地裏を光の回廊に導かれて心静かに散策することだ。ほの暗い明日香の夜が、気がつくといつの間にか、かっての飛鳥古の景観に変わっている。華やかに行き交う飛鳥美人たちの軽やかな笑い声がどこからともなく聞こえてくるような気がする。今年は、そうした幻想の世界に彩りを添えるように、中秋の満月が群雲の間から時折顔を覗かせていた。
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国営飛鳥歴史公園
高松塚古墳がある国営飛鳥歴史公園で今年描かれるのは、神獣「玄武」。昨日の昼に訪れたときは、カップがとんど並べられていた。縦17.5m、横21mの範囲に並べられたロウソクの明かりはどのような神獣を描き出すのか楽しみだった。
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| カップを並べて準備中の公園広場 |
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| 夜のとばりが下りるのを待つ見学者たち |
このイベントを楽しみに満月も雲の間から顔を出す |
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| 岡の上から見下ろした玄武 |
里山クラブが描いた地上絵 |
石舞台古墳
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| 石舞台に到着したときは、満月は中空にあった |
ライトアップされた石舞台に満月を合わせるのは難しい |
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石室内にもロウソクの回廊が築かれている |
伝飛鳥板蓋宮跡
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| 一番にぎやかなのが伝飛鳥板蓋宮跡の地上絵 |
昼間見てもモザイク模様が美しい |
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| 夜の帳(とばり)が下りると・・・ |
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| 蘇我入鹿の霊を弔う明かりか・・・ |
それにしては華やか過ぎる |
その他
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| 高松塚古墳近くに置かれた四神獣 |
岡寺参道入口におかれた燈籠 |
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| 路地裏から見上げた月 |
亀型石前のバス停横の土産屋 |
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