明日香に魅せられた男が、今年も来ました元日の明日香路
今から1400年前に飛鳥文化が花開いた明日香の地は、不思議な魅力がある。地上にかっての建物が聳えている訳ではない。当地で栄えた宮殿や寺院は、今は大地の下にそのわずかな痕跡を残して眠っている。その幻影が人々を引きつけるのだろうか。
人はここを「日本人の魂の故郷」と呼ぶ。実際は、何処にでもある農村風景と少しも変わらないのだが・・・。
今日の明日香は、棚田の上を吹き渡る風に、大宮人の袖を吹き返す優しさはない。甘樫丘のクヌギやコナラの林を渡る風が、枯れ枝を鳴らして冷たい。
道長には時雨降らす雨雲は「空の旅人」だそうだが、本日の明日香の空を行く雲は厚く、まるで雪を運んでいるようだ。
元旦から明日香巡りをする観光客などいないだろうと、いつも思う。そう思いながら、本日も明日香にやってきた。でも、観光マップを片手に飛鳥周遊歩道を散策する”心の旅人”を、あちこちで見かげた。
その数は決して多くないが、彼らとすれ違うとき、自然と挨拶したくなる。同好の士に出会ったようで、何となく安らぎを感じるから不思議だ。
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甘樫丘の豊浦展望台で、春には見事な花吹雪を 撒き散らす桜の木。今日は北風に震えて寒そうだ。 |
耳成山(左)と天の香具山(右)。 耳成山は今朝畝傍山の山頂から見下ろした。 |
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| 西に見える畝傍山。背後に聳えるのは二上山 |
大阪府との県境である遙かなる葛城・金剛山系 |
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| 眼下に見下ろす飛鳥寺 |
明日香っ子が作った雪だるま? |
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| 川原寺跡でたこ揚げを楽しむ親子連れ |
平成19年9月末に半解体修理が終わった橘寺の 太子殿 |
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| 久しぶりに仰ぎ見た岡寺の三重塔 |
瀬音が優しく耳に心地よい飛鳥川 |
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| 垣の間からのぞき見た石舞台 |
新春を迎えた飛鳥寺 |
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| 飛鳥坐神社の初詣客もチラホラ |
飛鳥坐神社で花びらをほころばせていた桜 |
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