陽射しを浴びてススキの穂が銀色に輝く曽爾高原(そにこうげん)

撮影 平成19年10月23日


 今晩晴れていれば、夜空に輝くのは十三夜の月である。この時期晴れる日が多く、古来、中秋の名月と並んで今夜の月を愛でてきたそうな。月見に欠かせないのがススキ。先日葛城高原のススキを見に出かけたが、奈良でススキの名所と言えば、何と言っても県の東の外れにある曽爾高原である。

曽爾高原付近のマップー
 と言って、マイカーがなければ曽爾高原は決して交通の便が良いところではない。インターネットで調べたら、近鉄名張駅から三重交通バスが平日は一日6本、近鉄榛原駅から奈良交通バスが一日5本運行しているにすぎない。

 午前10時15分に榛原駅前を出るバスに乗った。11時05分に「曽爾村役場前」の終点に着いた。そこで、11時14分に名張駅行きの三重交通バスに乗り継いで、およそ10分で「太郎路」というバス停で降りた。そこからは歩きである。11時30分、バス停前の曽爾川に架かる新太郎路橋を渡ってから、車道や自然遊歩道を歩いて12時45分、なんとか曽爾高原にたどり着いた。

 一時間近い山歩きで大汗をかいたが、曽爾高原の眺めは壮観である。疲れなどすっかり忘れてしまった。二本ボソ(996m)から亀山を結ぶ稜線の西の山麓に広がる草原は、文字通り一面にススキで覆われ、その上を渡る秋風に銀色の穂を靡かせていた。デジカメで捉えた景観の一部を以下で紹介しよう(マウスでクリックすれば、拡大表示できます)。


 山腹が一面にススキに覆われた二本ボソ(996m)を望む

二本ボソの向こう側は植林、手前はススキ。 悪ガキの頭髪を半分丸刈りにしたような雰囲気

 曽爾高原の東側に聳える亀山(810m)を望む

亀の背に似ていることから亀山と呼ばれている山塊

 曽爾高原の中腹にあるお亀池とその周辺

左側の窪地がお亀池 お亀池の周囲の遊歩道に置かれた照明

亀山の向こうで霞んで見える奥古光山と古光山 高原のど真ん中にあるひょうたん型の池がお亀池

 西側に遠望できる曽爾三山。南寄りから北に屏風岩、兜岳、鎧岳

兜岳と鎧岳

 その他のスナップショット

高原を渡る風に揺れるススキの穂 屏風岩と住塚山と国見山

夫婦でバーベキュー(?) 揺れるススキをうまく撮影できるかな?



2007/10/23作成 by pancho_de_ohsei return