滋賀県野洲市三上838に鎮座する御上神社
JRびわこ線野洲駅から南へ2キロ、国道8号線沿いにある御上(みかみ)神社は、近江富士の名で知られる標高432mの三上山(みかみやま)の麓に鎮座している。三上山をご神体とし、天照大神の孫にあたる天之御影命(あめのみかげのかみ)を祭神として祀る古社である。
神社の由緒略記によると、第7代孝霊天皇6年の6月18日に、祭神の天之御影命が三上山に降臨したので、御上祝(みかみのはふり、神主)らが、清浄な神霊が鎮座する神体山として三上山を斎(いつ)き祭ったのが始まりとされる。
その後、元正天皇の養老2年(718年)に、藤原不比等(ふじわらのふひと)が勅命を拝し、飛騨工(ひだのたくみ)を造営使として現在地に榧(かや)の木で社殿を造営し、ご神体を遷し奉った。そのため、現在でも三上山の磐境(いわさか)を奥宮とし、山麓の御神神社を里宮として、不二一体の信仰祭祀が古代のまま行われている。
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