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『古事記』と『日本書紀』によって、初代天皇とされている神武天皇とその皇后の姫蹈鞴五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)を祭神として祀る橿原神宮には、重要な祭典が2つある。一つは2月11日の紀元祭である。神武天皇が橿原神宮で即位した日とされ、多くの信仰家が参拝に訪れる。今一つは、4月3日の神武祭である。この春の神武祭は神武天皇崩御の日で、戦前は神武天皇祭といって国の祭日になっていた。
毎年4月3日は桜の花も咲き揃う時期で、以前は橿原市の人々は餅を搗いて親戚や友人を招きご馳走していたという。本日、神宮参道通りでは植木の朝市がたち、神宮の内拝殿前では祭典や神賑行事が行われ、外拝殿前の広場では奉祝剣道大会が行われてていた。また、森林遊苑内では森のカーニバルが開かれ、ジャンボお好み焼きが無料で振る舞われていた。
しかし、なんといってもこの日のハイライトは午後1時半から始まったパレードである。北口参道前の橿原公苑第一体育館を出発したパレードは、途中で一の鳥居前の広場を経由して神宮参道通りを神宮駅前広場まで行進する。ようやく巡ってきた春の陽気に誘われて、多くの見物人が沿道を埋め尽くしていた。
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