平成15年2月11日

「邪馬台国の道ラジオウォーク」に参加する


マップ

 第22回毎日カルチャースペシャル「邪馬台国の道ラジオウォーク」が本日行われるので参加しないかとの誘いを、2月7日に知人と会ったとき受けた。彼の友人の発案で、小生も誘って三人で出かけようとのことだった。待ち合わせ場所は八木駅のホーム、時間は朝の10時20分、ただし雨だったら中止という条件だった。今朝の奈良地方の天気は曇り、降雨の確立は50%から60%。どうするのか気になっていたら、8時に電話があり、中止にしようとのことだった。雨に打たれて山辺の道を歩くのも難儀だというのが、中止の理由だ。

 空模様を確かめると、確かに雲は多いが、雨雲ではなく空は明るい。この様子では雨に降られる心配はなさそうだと判断して、11時過ぎに一人で出かけることにした。集合場所は桜井市の城島(しきしま)小学校のグラウンド、集合時間は午前10日から12時30分。まだ集合の時間には十分余裕があった。

 実は、毎日放送主催のラジオウオークに関して全く知識がなかった。著名な知識人とMBSアナウンサーが一緒に歩いて史跡巡りをする様子を生中継し、参加者がラジオでその放送を聞きながら、自分たちのペースで所定のコースを歩くというものだ。毎年数千人の参加があるという。今回は卑弥呼と人麻呂の浪漫を求めて、コース前半は山辺の道を椿市から大神神社まであるき、後半は纒向遺跡の主な古墳をめぐるというコース設定になっている。全行程を歩くのは奈良大学助教授の上野誠氏とMBSアナウンサーの武川智美さんの二人。ただし、主なスポットには、奈良学研究家の青山茂氏や京都橘女子大学教授の猪熊兼勝氏、タレントの浜村淳氏などが待機して、そのスポットの話題を放送する企画になっている。なぜか中国古箏演奏者のウー・ファンさんも、特別参加で城島小学校のグラウンドに設けられた特設舞台で演奏していた。




城島小学校グランド

城島小学校グランド
城島小学校グランド

 桜井駅から集合場所の城島小学校までは結構距離がある。大勢の参加者が見込まれるせいか、交通の激しい主要道路をさけて裏道を歩くようにコースが設定されてるようで、駅から長蛇の列が続く。15分かかって漸く小学校のグラウンドに着く。丁度正午だった。大勢の参加者が12時半からステージが始まるのを待っているのか、それとも昼食時間なので腹ごしらえをしてゆこうというつもりか、校庭の隅に腰をおろして食事をしている。山辺の道を歩く場合、大神神社まで休憩所はないので、校庭のベンチに腰掛けて、昨日スーパで買っておいたおにぎりをほおばる。

 12時30分に特設ステージで浜村淳や大学教授などがお話を始めた。その内容は歩きながらでもラジオで聴けるので、出発することにする。


初めて金屋の石仏を見る

金屋の石仏
金屋の石仏

 驚いたことに、小学校からわずかに歩いただけで、桜井水道局の前に出た。城島小学校と桜井水道局がこんなに至近距離にあるとは知らなかった。桜井水道局には、欽明天皇の磯城嶋金刺宮跡の石碑が建っている。最近建てられたのか、石碑の横に茶色の別の碑が建っていた。

 椿市があったあたりにかかる橋を渡り、金屋の集落に入る。金屋石仏を納めた建物の扉が珍しく開いている。格子戸を通して、2体の石仏を見ることができた。

 崇神天皇の磯城嶋瑞垣の宮跡の横を通り、平等寺に向かう。境内は今回のウォーキング参加者でごった返しているので、そのまま大神神社(おおみわじんじゃ)へ。


実況中の上野助教授と武川アナに出くわす

 大神神社の境内の一画に人だかりがしている。近づいてみると、輪の中心で実況放送中の上野助教授と武川アナが、神社の宮司にいろいろ質問している。質疑応答の内容はイヤホンを通して聞こえてくる。やがて一行が動き出す。次の中継地である茅原大原古墳に向かうという。二人は歩きながら話を続ける。二人の後ろからマイクを掲げたり、移動アンテナを掲げた局関係者が続き、彼らの周りをロープで囲って人垣が余り接近しないようにしている。その上にガードマンが付き添う。生中継も大変な仕事だと感心する。

上野助教授&武川アナ
上野助教授&武川アナ
 しばらく、彼らの後についていったが、大神神社の参道を横に折れたところにため池があり、水面に小さな輪がいくつも浮いている。雨が降り出したのだ。西の方角を見ると、雲が厚みを増してきている。雨になる予感がしたので、彼らの実況放送をラジオで聞くことにし、ウォーキングを切り上げることにした。JR三輪駅から電車に乗り込んだころは、雨足が強くなってきた。武川アナは三輪山がかすんですっかり見えなくなってしまったことを嘆いていた。


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